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【京都旅行編】「しゃぶしゃぶ発祥の名店」で味わうこだわりの牛すき

舞妓さんを見てみたい! そんな思いで友人と訪れた、京の名所・花見小路の一角には「日本のしゃぶしゃぶは此処から始まった」
といわれる名店「十二段家」の本店が、歴史ある日本家屋の佇まいの中に軒を連ねます。

店内には、お座敷とテーブル席の2種類がありました。久しぶりに見た畳に惹かれて「お座敷でもいいですか?」と女将さんに尋ねると、心よく案内してくれました。
机の上に、体を温めてくれる煎茶がやかんで用意されているのも、嬉しいポイントです。

相手と1日の思い出を振り返っていると、着物姿の女将さんが料理を運んできてくれました。今回いただいたのは、最近若者に人気だという「牛すき鍋定食」。ついつい旅の余韻で贅沢をしてしまうのかもしれません。笑
机に置かれたお盆から漂う牛すきの香りは一層お腹を空かせます。

 

だし巻き

最初にいただいたのは、十二段屋のメニューには必ずついてくるこだわりの「だし巻き」。一見卵焼きにも見えるだし巻きは、口に入れた途端、だしの味わい深い旨味がふわっと口全体に広がります。この味には思わず「うまっ」と相手と口を合わせて言うことでしょう。

牛すき

運ばれてきた時から存在感を放っていた霜降りのお肉は、昔馴染みの肉屋と相談しながら厳選しているこだわりよう。牛すきがグツグツと音を立てながら煮えてきたら食べる合図。観光で歩き通してお腹を空かせていた私は、さっそくいただきました。厳選された霜降りのお肉が口の中で溶け、京風の割り下の優しい味わいが口いっぱいに広がります。思わずにやけてしまうその美味しさに、感動して言葉が出ません。笑
牛すきだけで楽しんだ後は、ご飯と一緒に定食全体を楽しみます。おすすめの食べ方は、やはりお肉でご飯を包んでいただく食べ方。最高の贅沢です。

最後に

「またお越しください!おおきに!」と笑顔で送り出してくれるこのお店には、最後まで満足させてくれる“おもてなし”がありました。帰り道は、ライトアップされた京都の夜景を見ながら散歩してみてはいかがでしょう?

「十二段家」は、京都を訪れたら必ず立ち寄りたいお店の一つ。京都旅行の最高の思い出に、ごちそうを。

 

住所:京都府京都市東山区祇園町570-128

電話番号:075-561-0213

アクセス:京阪電気鉄道京阪本線祇園四条駅より徒歩5分

営業時間:昼・11:30〜LO13:30、夜・17:00〜LO20:00

定休日:木曜日、第3水曜日

店舗ホームページ:http://junidanya-kyoto.com

 

書き手・石井 誠也

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